私事ですが、東京で一人暮らしをしている兄が、秋に結婚します。
結婚には全く興味なく、このままずっと独身男で通すのかと思っていたので心境の変化にちょっとびっくり。
結納やら、親族の顔合わせやらを先日行ったのですが、私は随分昔に終わってしまった行事なので、なんだか新鮮です。
結納の席で、
「どんなプロポーズをしたの?」
と尋ねたところ、
「いや、特にしていない」と。
彼女さんから「え~!!あの言葉がプロポーズと思っていたのに…・」
なんだか私はまずい質問をしてしまったのかも。なんて、焦っていると
「和尚さんの話だよ」と、彼女さんからのヒントが。
それで思い出したらしく、一件落着です。
その、和尚さんの話。
「縁があり、誰かと出会いがあり、その縁をどう育てるかで、そこから生まれてくるものが全く違ってくる。
同じ種を同じ土地に蒔いても、どのように育てるかによって、大きな花を咲かせるもの、途中で枯れてしまうもの様々だ。
どんな結果を生むかは、どれだけ大切に育てるかで変わってくる。」という感じの話をされたらしい。
その話をした後に、「出会った縁を大切に育てたい」という感じの言葉を言ったらしい。そりゃ、完璧にプロポーズだ!
でも、この「縁」を育てるという話、結婚ももちろんですが、子育てにも当てはまるなぁと。
縁あって私たちのところにやって来てくれた命を、どれだけ心をこめて育てられるか。
どんな花が咲くのかとても楽しみですが、途中で枯らさないよう心掛けたいなと、しみじみ思いました。
せっかくいただいた「縁」を大切に。
そう思うと、こども達の姿が神々しく思えてきたわ。
「早くご飯食べなさい!」とか、「片付けて!」とか、ガミガミ怒るのはやめようっと。(たぶん三日で忘れるけど。)
hirokanet
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